日本語仙人の難しい日本語

漢字の読み書き、常套句、ことわざや格言、間違えやすい言葉―。中・上級レベルの日本語を紹介。

あまり知られていないが使えそうな四字熟語

韓国の人が自主制作したアニメ(韓国語・日本語字幕)をYouTubeで見ていたんですが、「世界大会」「認知度」「契約書」「約束」「家族」は日本語とほとんど発音が同じということを発見しました。

どうやら、韓国語は漢字を元にして作られた単語(漢字語)が多くあるようでして。

日本語話者からすると韓国語は習得が容易な言語と聞いたことがありますが、そういう近似もあったわけですね。

 

さて、今日ですが・・・

人口に膾炙してはいないけれど、実用性がありそう!

そんな四字熟語を紹介します。

ここで紹介する多くは中国の成句です。

韓国語だの、中国語だの、日本語だのとややこしいですが、すんません。

 

 

言簡意賅(げんかんいがい)

言葉や文章が簡潔でありながら、内容が深く充実していること

”言簡”は平易で短い言葉のことで、”意賅”は意(意味・内容)が賅(完備されている)こと。

「簡にして要を得る」という言い方がありますが、それと同義。

我々(?)ブログ等を書く人間に求められることでございますな。

日本語仙人:『荘子』斉物論 には「百骸(ひゃくがい)、九竅(きゅうきょう)、六臓(りくぞう)、賅(そな)わりて存す」という一説があるのう。身体の構成要素を象徴的に捉えた一文じゃ。

 

咫尺天涯(しせきてんがい)

距離は近いのに大きな隔たりがあること

”咫尺”とはきわめて距離が近いことで、”天涯”とは遥か遠い彼方のこと。

物理的距離は近いのに、心理的・環境的な壁があり意思疎通の取れない状態。

使い方としては、「隣の席に居ながらも、彼とは一切会話がない。これが咫尺天涯の関係というやつだ。」という具合か。

日本語仙人:咫尺を弁ぜずということわざもあるぞ。「視界が悪く、近くの物も見分けがつかない」という意味じゃ。因みに、咫は八寸、尺は十寸といわれておる。

 

類語:

同床異夢(どうしょういむ)

同じ場所に居ながら考えが違うこと

 

慧眼独具(けいがんどくぐ)

優れた見識を独自に持ちあわせていること

”慧眼”とは物事を見抜く能力のことで、”独具”とは独自に備えていること。

「直感と洞察で核心を捉える彼の姿勢は、慧眼独具と評されるべきだ。」

日本語仙人:ただ「優秀だ」「鋭い視点だ」などではなく、「唯一無二の眼で本質を貫く...」というような、より具象的な賞賛の言葉じゃ。軽々しく使ってしまうと言過其實(げんかきしつ)になりかねんがのう。

 

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最近、どういうわけか世界の国旗を覚えようと思い立ちまして、その国がどこに位置するかも含め家にある地図帳を眺めています(笑)

頑張って覚えようとはせず、ただページを開く回数を増やすことを意識しています。

積微成著、物事の熟達には習慣を変えること。

暇ができれば紙とペンを準備。少しでも学習に充てる時間を一日の中で増やしたいですね。