こんばんは。
とうとうサッカーW杯が開催されましたね。
優勝候補を挙げるとすれば、やはりブラジルかなとは思っていたのですが、スタジアムの空調設備がしっかりと整っているということで、冷涼な気候のヨーロッパ勢も本来の力を出してくるんじゃないかなと思っています。
だとすれば、前回優勝のフランス辺りも有力になってくるでしょうか。ポルトガルの招集メンバーも多士済々で面白い試合をしてくれそうです。
長い歴史の中でも、冬季開催は史上初のことらしいです。
どうしてと思い調べてみたところ、開催地カタールは夏場45℃を超える日もあるので、この日程になったのだとか。
それならば、そもそもカタールで行う必要があったのかということなのですが…、まあいろいろと込み入った事情があるのでしょう。(ドーハ、ドバイと言えば…)
さて、今回はW杯と全く関係のない内容になりますが、「お金が無いことを表す言葉」を紹介します。全く関係のない内容ですけどね!
目次
無一文(むいちもん)
金銭をまったくもっていない状況のこと。
住む家は疎かまともに着る服も履く靴も無く、身一つであるということ。
”文”は”銭”の百分の一、つまり”円”の万分の一。一文は、言葉が使われ始めた当時からしても少ない金額である。
火の車(ひのくるま)
(お金が無くて)生活が苦しい様子。
元は”火車(かしゃ)”。火車とは生前悪事を働いた罪人を地獄まで送る車のこと。仏教用語。切迫している経済状況を、地獄への片道切符にたとえた言葉。
懐が寒い(ふところがさむい)
所持金が少ないこと。
「懐が寂(さび)しい」とも。”懐”とは手もとにあるお金のことを指す。”懐”は身体でいうと胸のあたりで、和装ではこの”懐”に財布をしまっていた。
反対に「懐が暖かい」というと、所持金が沢山あること。
また、「懐を痛める」は、身銭を切る(自分のお金を使う)ことを意味する。
鼻血も出ない(はなぢもでない)
財産を使い果たしてしまい、何も残っていない。
”逆さに振っても鼻血も出ない”が元の形。
出せるすべてを絞りだして、すっからかんであること。
お金に限らず、頭を捻っても出せるアイディアがこれ以上ないといった場合に使ってもよさそうですね。
路頭に迷う(ろとうにまよう)
生活の基盤を失い、困窮している。
災害などで家を失ったり、仕事を失いあてもなくしまった時に用いられる。どうにもできずに道端をうろうろと歩き回っている様子から。
路頭に立つともいう。
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以上、お金がないことを表す慣用句(その2)でした。
「稼ぐに追いつく貧乏なし」ということわざがあります。
一生懸命に働いていれば、貧しさに苦しむことはないということです。
一方で、石川啄木は「働けど働けどなお我が暮らし楽にならざり…」と歌を残しました。
働いても働いても生活が苦しいまま…、そんな境遇もあるでしょうが、彼の場合は特にお金の使い方に問題があったと言われています。お金も大事ですが、心身ともに健康であることが何より大切なのかなと思います。
「地獄の沙汰も金次第」といわれるほど、お金をたくさん持っていることは”強い”こととされてきましたが、近年風向きが変わってきているような気がします。財産がすべてを解決してくれるわけではないですからね。
それにつけても金の欲しさよ
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