お久しぶりでございます。
十日の菊(とおかのきく)、六日の菖蒲(むいかのあやめ)とは、時期が過ぎて役にたたなくなってしまったもののたとえですが、「26日のケーキ」というのもあるそうです。
12月の24.25日ではケーキ屋に長蛇の列ができるほど売り上げがあるのですが、それを過ぎるとすっぽりと売れなくなってしまうのです。
かつてこの現象は女性の結婚適齢期と比較されました。26を過ぎると見向きもされなくなるぞ、と。
そうやって不安を煽る誇大広告は虫酸が走るほど嫌いですが、それはもう過去の話で、20歳代で結婚すれば早いという見方になってきています。
女性の社会進出が主な要因だと言われていますが、むしろ早すぎる結婚の方がリスクが大きいと多くの人が気づき始めたのではないかと私は考えています。
さて、クリスマスケーキと同様にネットのトレンドというのは目まぐるしく変化をします。
クリスマスを過ぎてからクリスマスの話題をする人は、あまり見かけません。
ネット記事というのも、アクセス数を稼ぐにはタイミングがかなり重要になってきます。
本来ならば24日に更新するのが良いのでしょうが、29日の投稿になりました。
ということは…、時機を逃したこの記事が検索にヒットするのは、来年のクリスマス頃までないかもしれませんね。
はい、今回はクリスマスの象徴と言われるものたちを漢字表記で紹介しようと思います。
目次
芬蘭
読み方はフィンランド
サンタクロースの故郷と言われている北欧の国。
「サンタクロース村」と呼ばれる地域が存在し、そこには実際にサンタクロースが住んでいるのだとか。
国名につけられる漢字は音に対する当て字なのが殆ど。フィンランドを漢字一字で表記する場合は”芬”となります。
樅
読み方はモミ
クリスマスツリーは何の木かと言うと、一般的には樅(もみ)の木だそうです。
樅は一年中はっぱを付ける常緑(じょうりょく)植物で、ヨーロッパの方では力強い生命力の象徴と言われているそうです。
ちなみに、クリスマスリースに使われるのは、柊(ひいらぎ)の葉っぱ。
馴鹿
読み方はトナカイ
ソリをひいてイブの夜空を駆け回る幻の動物…、ではなく、古くから家畜化されているシカ科の動物。
言うまでも無いが、”真っ赤なお鼻のトナカイさん”は伝説上の生き物。
橇
読み方はソリ
サンタさんの魔力が込められた空飛ぶ乗り物。
本来は雪滑り、芝滑りのときに位置エネルギーを楽しむために使われる乗り物。
スキーやスノボの流行が廃れたと同時に、めっきり見かけなくなりました。
「かんじき」とも読むことができ、その場合は雪上や泥上など不安定な地形を歩くときに使われる靴の装着具のことを表します。
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以上、クリスマスに関連する四つの難読漢字でした。
長らく更新が途絶えまして申し訳ございません。
特に大きなケガをしたり体調を崩していたわけでもございませんので、どうぞご心配なさらず。
今後ともよろしくお願いします。