日本語仙人の難しい日本語

漢字の読み書き、常套句、ことわざや格言、間違えやすい言葉―。中・上級レベルの日本語を紹介。

コパ・アメリカ出場国を全て漢字表記にしてみた。

日本代表も出場するサッカー南米選手権コパ・アメリカ)の開催も、いよいよ今週末となりました。コパ・アメリカは南米の国々で勝敗を争う大会なのですが、招待国として日本とカタールの二ヶ国も参戦することになっています。

前回大会ではブラジルやウルグアイなどの強豪国がグループステージで敗退するなど、非常にハイレベルで、微塵の油断もできません。

グループステージの組み合わせも既に発表されています。改めてそれを見ていきましょう。

 

A組

 伯剌西爾  秘露

 波利比亜  委内瑞拉

 

B組

 亜爾然丁  哥倫比亜

 巴羅具   華太瑠

 

C組

 宇柳具  智利

 日本   厄瓜多

 

 

 ・・・。

こう見るとカタカナが如何に便利かがよくわかりますね。

日本以外は全て音を元にした当て字なので、読めなくは無いのですが…、少し分かりづらいのもありますね。それでは、それぞれにヒントを設けます!

 

A組

 伯剌西爾

今大会の2019年開催国。FIFAランキング3位。過去、自国開催の大会はすべて優勝。怪我によりエースのネイマールの欠場が決定してしまいましたが、選手層が厚く優勝候補と目される。

 

 秘露

過去2回の優勝経験。有名選手はクエバゲレーロなど。

 

 委内瑞拉

2017年U-20W杯準優勝。2019年3月の国際親善試合では、アルゼンチンに3-1で勝利しています。今大会のダークホース(穴馬)。

 

 波利比亜

南米勢ではFIFAランキング最下位だが、出場回数も多く優勝経験もあり。

 

B組

 

 亜爾然丁

FIFAランキング11位。世界最高の選手メッシがいる国。他にもアグエロディ・マリアなどスター選手の宝庫。

 

 哥倫比亜

FIFAランキング12位。日本とよく試合をしているイメージがあります。

有名選手はハメス・ロドリゲスなど。

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 巴羅具

2010年のW杯でベスト8進出。それ以来国際舞台で音沙汰が無いが、多分腹具合が悪かっただけ。

 

 華太瑠

 2019年アジア大会優勝。2022年W杯の開催国でもあり、国を挙げてサッカーを強化中。

 

C組

 宇柳具

FIFAランキング6位。ルイス・スアレスカバーニ

 

 智利

FIFAランキング15位。日本と初戦で当たる国。2018年W杯には予選で敗退してしまいましたが、コパ・アメリカでは前回、前々回大会の優勝国。バルセロナ所属のビダルなど。

 

 日本

2018年W杯ベスト16。アジア大会優勝回数最多国。若手中心のメンバーで挑むみたいです。久保建英(くぼたけふさ)や中島翔哉(なかじましょうや)など。センターバック昌子源(しょうじげん)にも注目。

 

 厄瓜多

マンU所属のアントニオ・バレンシアなど。「赤道国」とも表記されることも。

 

FIFAランキングは2019.6.13時点)

 

以上、コパ・アメリカの出場国でした。

答えは敢えて書きませんでしたが、お分かりいただけましたか…?

 

 

過去にビストロSMAPネイマールが来店した回のことを思い出しました。その時にメンバーでネイマールの漢字表記を考えようという企画があったのですが、木村拓哉さんが考えた表記が「檸舞龍」。ブラジルのユニフォームカラーの檸檬(れもん)色から、ピッチ上を舞う龍にたとえたとのこと。本当にキムタクが考えたのか?と疑ってしまいますが、やけに感心して、今でも記憶によく残っています。

他には、草彅剛さん「姉丸」・稲垣吾郎さん「練馬流」など…。

勿論、本人が一番気に入ったのは「檸舞流」。人の名前を漢字表記で考えてみる遊びも面白いものですね。

 

それは扨措(さておき)折角(せっかく)招待してもらった大会でグループステージ全試合敗退という結果だけにはなってほしくないです。

日本代表頑張れ!!!