こんばんは。
生活リズムの乱れが災いして、ブログ更新のテンポも悪くなってきました。
昼夜逆転とまでは言いませんが、早寝早起きが過ぎるのです。早寝早起きは良いことなのですが、それが過ぎるのです。過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如(ごと)しです。
今日は「ブリョウを慰(なぐさ)める」という言葉を紹介します。
意味は、退屈で心が楽しまないので、気を紛らわす。
ブログ記事を書いてブリョウを慰める。
ブリョウを慰めるためのブログ。
…といったように、案外使い勝手のいいことがわかります。
何となく気分が乗らなかったり、仕事がうまく行っていない時などに、とりあえず散歩に出かけてみたり、酒をあおったり。そういうときに使われるのがこの言葉です。
休日や夜遅くに目的もなくインターネットサーフィンをしている人も多いと思いますが、それこそまさに「ブリョウ」を慰める行為といえるのではないでしょうか。
できれば体を動かすことが良し。
つまりは気分転換をすることなのですが、「気分転換」といえば、結果的に快方へ向かう文脈で使われることが多いです。それよりは、現実から一時的に目を背けるような、その場しのぎといった姑息な行動をするときに使われるような気がします。
「息抜き」、もっと言えば「気晴らし」に近い言葉と言えるのではないでしょうか。
さて、本題の答えといきましょう。
漢字は「無聊」と表記します。
「聊」は聊(いささ)か(=些か)でほんの少しのという意味もありますが、もう一つ、楽しむ・安らぐを意味することがあります。
それに打消しの「無」が付いて、楽しみがない、安らぎがないという熟語になっているわけですね。
他に「無聊」を使った言葉に、「無聊を託(かこ)つ」というものがあります。
「託(かこ)つ」は不平や愚痴を言うこと。
つまり「無聊を託つ」で、退屈なのを嘆く、不遇な自分の立場に嘆くという意味になります。
以上です。それでは、さようなら。