おはようございます。
本日もお読みいただき有難うございます。
「あっかんべえ」とはどのような行為かと問われても、想像にたやすいと思います。
幼少期、相手への挑発の目的で、たとえば鬼競(おにごっこ)などの遊びをしている時や、ゲームなどで勝敗が決まった後、「あっかんべえ」をされたこと、したことが一度はあるのではないでしょうか。
また、女の子がやる可愛い仕草の一つだとして、「あっかんべーをする女の子の写真まとめ」という様なページも存在していて、所謂、”あっかんべー萌え”の人も多少なりともいるということがわかります。
しかし、大きな思い違いをしていませんか?
下の画像は、Googleの画像検索で「あっかんべー」と打ち込んだ時に、いちばん上から表示される数件をスクリーンショットで撮ったものです。
正しい「あっかんべー」をしている場合は〇、誤った「あっかんべー」をしている場合は×を付けてみました。(クリックで拡大。やや小さくてすみません。)
はい。おそらく、正しい「あっかんべー」がどのようなものであるかが、ある程度お分かりになったと思います。
さて本題に戻りましょう。
「アカンベエ」をする 漢字でどう書く?
ズバリ、答えは「赤目」!
そう、「あっかんべえ」とは、赤い目のことで、下まぶたの裏の赤い部分をむき出しにする行為のことを指すのです。
「あかいめ」→「あかんめ」→「あかんべ」と音韻変化したと言われています。
舌を出すのは、あくまで付随的な行動に過ぎません。まぶたの裏が見えてなければ、それは「あっかんべー」とは言えないのです。
上の画像の中だけでも、頬の上に指を添えているだけの写真が多くみられます。
あれは、思い違いをしているのか、それともただ可愛い子ぶりたいかの、どちらかでしょうネ。
漢字表記を知れば、語源、つまり正しい意味がわかるという例でした。
次回も宜しくお願いします!!