更新期間が長くなりました。申し訳ございません。 普段何ともなしに日常生活を営んでいる私たちですが、たくさんの人々やその他目に見えない多くの物によって支えられて生きています。 安全で平和に暮らせる今の環境(場所・人間・インフラetc.)に感謝する…
前回の記事では、漢字(和語)と漢語でその意味が異なる熟語を紹介しました。 今日の記事はその続編になります。前回は左右は「さゆう」、馳走は「ちそう」と、漢字でも漢語でも同様の読み方をする熟語でした。 今日紹介するのは、意味はもちろん読み方も違…
同じ表記でも、漢字(和語)と漢語でその意味が異なるものがあります。 今回は、普段よく使われる言葉という、特にややこしい例を幾つかピックアップしてみました。 左右(さゆう) 遠慮(えんりょ) 多少(たしょう) 勉強(べんきょう) 馳走(ちそう) 故…
風の名称といえば、何が出てくるでしょうか。 まずいちばんに思い浮かぶのが「春一番」、それから「木枯らし」、あと東北地方に冷害をもたらす「山背(やませ)」なども学校で習った記憶があります。 それぞれの季節に吹く風、その時間帯、地域などによって…
日本代表も出場するサッカー南米選手権(コパ・アメリカ)の開催も、いよいよ今週末となりました。コパ・アメリカは南米の国々で勝敗を争う大会なのですが、招待国として日本とカタールの二ヶ国も参戦することになっています。 前回大会ではブラジルやウルグ…
今日は 「おざなり」と「なおざり」という混同しやすい二つの表現について記事を書いていこうと思います。字面が似ている為、同じ意味で単純に発音だけが異なるものと認識されることが屡々(しばしば)ありますが、この二つの表現には明確な違いがあります。…
気温上昇。クーラーをつけ始めたという人も多いでしょう。 ですが、このくらいで暑いとへばっていてはいけません。まだまだ序ノ口、これから梅雨にも差し掛かり、蒸し暑さも体験することになるのですから。 さて、一年を春夏秋冬に分け、さらにそれぞれ6つ…
お久しぶりでございます。 読者の皆様は、「あんぽんたん」「ちんちくりん」「とんちんかん」という言葉は聞いたことがありますでしょうか。 おそらく、あると思います。あるとは思いますが、日常的に使っている人は略(ほぼ)いないのではないかと思います…
おはようございます。 今回は、愚かなこと・愚か者のことを表す熟語を7つ紹介したいと思います。 同様の意味を表す熟語には枚挙にいとまがありませんが、あまり認知されていないものを選んで取り上げてみました、是非ご覧いただけたらなと思います。 薄鈍(…
どうも、こんばんは。 ついこの前、卵に目鼻という表現を目にしましたのですが、なるほど白くてつるっとした表面は美人の肌の形容にふさわしいなと感心しました。 「色の白いは七難隠す」と言われるように、肌が白いことは美女の第一条件とされていたようで…
どうもこんにちは。 前回に引き続き、(畳語〔じょうご〕)の漢字をピックアップ。第二弾。 そうです。あの「々」が活躍するあれです! さっそく問題に移りましょう。下線部のカタカナを漢字に直してみてください。 1.ユメユメ油断はするな。 難易度★★★☆☆ 2…
どうもこんにちは。漢字の書きクイズです。 普段使っている何気ない言葉の漢字を知れば、由来や細かな意味が見えてきます。 今回はあの「々」が大活躍!同じ漢字を重ねる熟語(畳語〔じょうご〕)をピックアップしました。 因みに私が単体で「々」を入力する…
平成が終わり、令和が始まりました。 明仁(あきひと)さまは、譲位により「上皇」となりました。 前回の記事でも書いたように、およそ200年ぶりの上皇「江戸時代の光格天皇(在位:1780年~1817年)以来」だそうです。 ところで、大正の天皇は「大正天皇…
こんばんは。 世間は大型連休と改元の話題で持ちきりですね。 今の天皇陛下[今上(きんじょう)天皇]が皇位を退き(譲り)、いまの皇太子さまが天皇に即位されるわけですが、報道機関によっては、「退位」や「譲位」、また「生前退位」などとそれぞれ違った…
「トイレ行ってきてもいいかな。」 「大きい方だから時間がかかるかもしれないけれど、待っててね。ごめんね!」 ------- お久しぶりです。 うんこのことを「大便」、おしっこのことを「小便」と言いますが、なぜ「大」と「小」なのか、疑問に思った…
花見のシーズンになりました。 花見とは、桜の花を観賞することなのですが、春の訪れを祝う風習として古くから日本で行われてきました。 「酒なくて何の己が桜かな」 訳:酒が無ければ花見の何が楽しいのだ 桜の花を見ながら飲む酒は風流だと言われています…
常套表現を一つ紹介します。 「簡にして要を得る」 簡明で要領を得ていることの意。 言葉自体が引き締まっていて、格好いい表現ですね。 今日はこれでお終い。 それでは。
深窓の令嬢(しんそうのれいじょう)とは、俗世間の穢れを知らない純真無垢な女性のことを例えた言葉です。 深窓ということは、窓までの距離が深く(遠く)、大きなお屋敷に住んでいることが窺い知れます。 大きなお屋敷に住んでいるという事は、高貴な身分…
久々でございます。生きております。 今日は「犯罪を犯す」のような重言(じゅうげん、じゅうごん)についての記事です。 「重ね言葉」ともいわれますが、重ね言葉と言えば、結婚式の場で禁止されている「さまざま」「かねがね」「いろいろ」などの「々」が…
こんばんは。 生活リズムの乱れが災いして、ブログ更新のテンポも悪くなってきました。 昼夜逆転とまでは言いませんが、早寝早起きが過ぎるのです。早寝早起きは良いことなのですが、それが過ぎるのです。過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如(ごと)しです。 …
おはようございます。 一年を春夏秋冬に分け、さらにそれぞれ6つに分けたものを二十四節季(にじゅうしせっき)といいます。 数年前、日本気象協会が「現代日本に合わせた新二十四節季をつくる」という動きを見せました。どのような名称になるんだろうとワ…
こんばんは。 某氏の結婚が決まったみたいです。おめでとうございます。 世間から大バッシングを受けたにもかかわらず、開き直って再び芸能界で返り咲こうとするそのメンタルは称賛に値します。 結婚のお相手はきっと、どん底の時にずっと傍で支えてくれてい…
こんばんは。 ネットニュースを一寸(ちょっと)見ていたのですが、『けやき坂46が「日向坂46」に改名』という記事で驚きました。 何に驚いたかというと、漢字表記の「欅坂」と、ひらがな表記の「けやき坂」が同じグループじゃなかったということです。 タイ…
どうもこんばんは。 最近かなり冷え込んでいますね。毎朝の起床が億劫で、暖かい季節が恋しくなります。ただ、日付では冬の折り返し地点は過ぎました。冬来りなば、春遠からじです。 今日は故事成語からのピックアップです。 糟糠(そうこう)の妻とは、貧し…
お久しぶりです。4日ぶりの更新です。 色々と立て込んでおりまして、途絶えておりました。生存報告、ということで一つ宜しくお願いします。 懸梁刺股(けんりょうしこ)で毎日更新できないこともなかったのですが…。 これが甘さというやつですね。昔の人に怒…
こんばんは。これで10記事目となりました。 本日2月4日は立春。二十四節季のはじめとされています。 古今和歌集の中に、”梓弓 春たちしより 年月の いるがごとくも 思ほゆるかな” という短歌が遺されています。作者は凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)…
おはようございます。漢字クイズです。 自分にとって損であるか得であるかで態度がころころと変わる人を「ゲンキンな奴」と言ったりします。 「商売本位」と捉えればそれも当然のことと言えなくもないので、せいぜい「太鼓持ち」と思われる程度で、人を蔑(…
どうもこんばんは。 「目先の利益にばかりとらわれていると、重大な過ちを犯すぞ。」 口を酸っぱくして言われました。耳にたこができるほど聞きました。 分かっちゃいるけど、やめられない。 いわば人類の永遠のテーマですね。 以下、「欲張って両方だめにす…
おはようございます。 本日もお読みいただき有難うございます。 「あっかんべえ」とはどのような行為かと問われても、想像にたやすいと思います。 幼少期、相手への挑発の目的で、たとえば鬼競(おにごっこ)などの遊びをしている時や、ゲームなどで勝敗が決…
おはようございます。 日を跨いでしまいましたが、元気に更新して参ります。 皆さんは、世界三大美女というのを聞いたことがあるでしょうか。 一人目に、クレオパトラ7世(エジプト、プトレマイオス朝[前69~前30]) 二人目に、楊貴妃(中国、唐[719~756]…