日本語仙人の難しい日本語

漢字の読み書き、常套句、ことわざや格言、間違えやすい言葉―。中・上級レベルの日本語を紹介。

漢検準一級レベルの二字熟語(その3)

以前、四季の中でどれが一番好きかという話題で、私は秋が一番と書いたと思うのですが、それは今も変わっておりません。 www.nihon5000nin.com 視覚では山々の紅葉、聴覚ではスズムシやコオロギの鳴き声が秋の呼物看板ですが、味覚といえばやはり秋刀魚(サ…

漢検準一級レベルの二字熟語(その2)

夢の内容をすぐに忘れてしまうのが惜しいので、夢の内容を記録する「夢日記」を一時期書いていたことがありました。 今日、ふと机の引き出しの底にメモ紙(夢日記)をみつけたのでそれを読み返してみたところ、「『ルオ シェンダ シュンダ シェンミ』これを…

漢検準一級レベルの二字熟語(その1)

猛暑の影響があってか、近畿地方でカメムシが大量発生しています。 私が今住んでいるのも関西なので、緑色のその昆虫をよく見かけます。 意外と田舎で見かけることはほとんどなく、発生地は都市部に集中しているようですが。 あの臭いがなかなか取れないんで…

【難読漢字】髪型の名前

二つ結いの髪形を”ツインテール”と呼びますが、実は”ウルトラマン”に出てくる怪獣の名に由来します。 ツインテールといえば、可愛らしさや若々しさを象徴する幼子の髪形ですから、嘸(さぞ)かし愛嬌のある怪獣なんだろうと思い調べてみたがとんでもない。 …

謙譲表現として利用したい言い回し

こんなブログをやっていると、いわゆる「日本語の乱れ」問題にやたらと厳格で、”我こそは日本語原理主義者だ!”みたいな印象を持たれているかもしれませんが、ら抜き言葉や若者言葉、過剰な略語、やたらと横文字を使いまくる風潮…等には比較的寛容だと自負し…

【百人一首】六歌仙とその和歌

六歌仙(ろっかせん)とは、『古今和歌集』編纂者の紀貫之(きのつらゆき)が、仮名序(仮名で書かれた序文だから”仮名序”)にて優れた詠み手として挙げた6人のことを指します。 もっとも、六歌仙と呼ばれるようになったのは後代のことなので、”六歌仙歌詠…

読み方の難しい競馬用語

クラシック三冠レースの一つ目、皐月賞(さつきしょう)は、卯月に開催されます。 もともとは名前の通り5月に開催していたらしいですが、クラシックレースの二つ目である東京優駿(日本ダービー)との日程の兼ね合い等々で4月に行われるようになったと言わ…

「青」を含む言葉

苦くて不味いことが売りだった青汁が随分飲みやすくなっていることを知りました。 「不味いー。もう一杯!」 ずいぶん昔ですが、あのCMが蘇ります。 あれを超えるキャッチコピーなんてなかなか無いでしょう。聞くところによると、俳優さんのアドリブだったと…