日本語仙人の難しい日本語

漢字の読み書き、常套句、ことわざや格言、間違えやすい言葉―。中・上級レベルの日本語を紹介。

「青」を含む言葉

苦くて不味いことが売りだった青汁が随分飲みやすくなっていることを知りました。 「不味いー。もう一杯!」 ずいぶん昔ですが、あのCMが蘇ります。 あれを超えるキャッチコピーなんてなかなか無いでしょう。聞くところによると、俳優さんのアドリブだったと…

美を讃える言い回し(その2)

ちびまる子ちゃんの祖母の「こたけ」さんは、実は相当な美人という設定で、若いころは”清水小町”と呼ばれるほどだったそうです。 こたけさんの若いころとなると、大正時代になるでしょうか。 当時は西洋の文化が浸透し始め、かといって西洋に傾き過ぎること…

美を讃える言い回し(その1)

現在、当ブログで最も多くのアクセスをしていただいているのが、『美人を表す四字熟語12選』という記事のようです。 www.nihon5000nin.com 題の通り、美しい人を表す四字熟語を紹介しているのですが、多くの方に関心を持たれている反面、四字熟語はどうし…

男女間の恋情を表す言葉

恋愛結婚が主流になったのはつい50年ほど前のことで、それ以前の時代、特に江戸時代までは、縁談や親の決めた結婚が一般的でした。 特に身分制度が定められていた時代は、階級が異なる者同士の恋愛は基本的にNGでした。 そうとなれば当然、秘密裏に交際す…

慣用句に含まれる言葉の意味を知る(その3)

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp 20年近くも前の投稿ですが…。 だとすれば、一枚目の主役しょくぱんまんや三枚目の道化役しょくぱんまん、五枚目の悪役しょくぱんまんも居るということになるんでしょうか。 それか、アンパンマンの顔に何個も替えがあるよう…

慣用句に含まれる言葉の意味を知る(その2)

NHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』のチコちゃんは、永遠の5歳という肩書きになっており、番組にお便りを出す時も、自身の年齢を5歳(+××歳)と書くというのがルールになっています。 なぜそんなにも”5歳”を強調しているのかというと、5歳…

慣用句に含まれる言葉の意味を知る(その1)

慣用句とは、2語以上の単語が合わさって、特別な意味を表す言い回しの事です。 例えば「油を売る」という慣用句は、”油”+助詞の”を”+”売る”と分解され、そのままの意味だと、ただ商品として”油を売る”ということですが、かつて髪油の行商人が世間話をしな…

鳥の名が使われる難解語

『ワタシってサバサバしてるから』というドラマが、NHKで放送されていました。 簡単に言えば、”サバサバ女子”、略して”サバ女”を自称する主人公とそれを取り巻く人々との人間模様を描いた作品です。 ”サバ女”とは、頼りがいがあり、他人にあまり興味がない女…